【地面師詐欺】偽の売主から物件買っちゃった！？｜#1 実際にあった不動産の怖い話

偽の売主による土地売却詐欺とは？

この詐欺は、売主になりすました犯人が、偽の書類を用意して土地の売買契約を結び、手付金や売却代金を騙し取る手口です。

【実際の事例】

ある買主が不動産仲介業者を通じて、理想的な土地を見つけました。売主とも契約し、手付金も支払い、あとは引き渡しを待つだけ。しかし、後日、実際の所有者が登場し、「自分はこの土地を売っていない」と主張。

調べてみると、契約を交わしたのは 売主になりすました詐欺師 であり、偽造された権利証や印鑑証明を使用していたのです。結局、買主は土地を手に入れることができず、手付金も返ってこないまま、被害に遭ってしまいました。

このような詐欺は「地面師詐欺」とも呼ばれ、過去には大規模な事件も発生しています。不動産詐欺は決して他人事ではなく、岡崎市を含む全国どこでも発生する可能性があるため注意が必要です。

なぜこんなことが起こるのか？

不動産取引では、売買契約を結んでしまうと取引が成立する ため、本人確認をしっかり行わないと偽の売主と契約してしまうリスクがあります。

【詐欺師の手口】

1. 偽の権利証や印鑑証明を用意する

   • 本物と見分けがつかないレベルの偽造書類を作成

2. ターゲットに魅力的な価格で提示

   • 相場より少し安めの価格で売りに出し、早期契約を促す

3. 身分証の偽装で信用させる

   • 偽の運転免許証やパスポートを使用し、売主になりすます

4. 契約と同時に手付金を要求

   • 手付金や売却代金を受け取った後、行方をくらます

このように、詐欺師は巧妙な手口で買主を騙します。不安を感じたら、不動産仲介のプロに相談することが重要です。

こうした詐欺に遭わないための対策

不動産取引を安全に進めるためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。

1. 売主の本人確認を徹底する

• 売主が 本当に所有者かどうか を確認するため、 司法書士と連携 する。

• 運転免許証やパスポートだけでなく、 登記簿謄本や固定資産税の納税通知書 も照合する。

• 印鑑証明書や住民票の発行日を確認 し、直近のものであることを確認する。

2. 不動産仲介業者を通して契約する

• 信頼できる不動産仲介のムツミのような専門業者を利用する ことで、リスクを軽減できる。

• 宅地建物取引業免許 を持っている業者かどうかを事前に確認する。

3. 取引前に登記情報をチェックする

• 法務局で登記情報を取得し、直近の履歴を確認する。

• 売主が最近登記簿を変更していないか、所有者の履歴が怪しくないかをチェックする。

4. 手付金は信託口座を利用する

• 個人口座に直接振り込まず、信託口座を利用する。

• 売主本人の口座名義が登記簿と一致しているか確認する。

5. 少しでも不審な点があれば契約を急がない

• 相場より安すぎる土地や、「すぐに契約しないと他の人に取られる」と急かされる場合は要注意。

• 司法書士や不動産業者に相談し、不審な点がないか確認する。

まとめ

偽の売主による土地売却詐欺は、本人確認や書類のチェックを徹底すれば防げる可能性が高いトラブルです。

岡崎市で中古マンションや中古住宅を購入しようとしている方、不動産取引に不安を感じている方は、

信頼できる不動産仲介業者＝『不動産仲介のムツミ』に相談することをおすすめします。

不動産仲介のムツミでは、安全な取引のためのサポートを行っています。
土地の購入を検討している方、不安な点がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

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